「忘れな草」にまつわるお話

青くて可憐な花を咲かせる「忘れな草」。

日本にも長野や岐阜に群生地があるようです。場所にもよりますが、4月~5月頃が見頃だとか。

群生する忘れな草、とっても可愛いでしょうね~。

 

忘れな草のアレンジメント

 

昨日は、鉢ものの忘れな草を2つ、切り花と球根付のお花(チューリップとムスカリ)を使ってアレンジメントを作りました。

鉢ものは土が付いていますので、フローラルフォームとは分けてセットしてあります。

 

忘れな草のアレンジメント

 

「忘れな草」にまつわるお話は、ドイツのものがよく知られているようですが、私が持っているアメリカ人デザイナーさんの本を開いてみたら、旧約聖書に登場するようです。

 

忘れな草のアレンジメント

 

エデンの園でアダムが全ての動物や植物に名前を付けていて、ほとんど付け終わったと思っていたところ、「私を忘れないで~~!」と叫ぶ小さな青い花があったんだそうです。そこでアダムは、その花に‘Forget-me-not’とそのまま名付けたのだとか。

さらに雑学になりますが、今の英語の語順であれば‘Don’t forget me!’になるところですが、‘Forget-me-not’は中世の語順なんだそうです。おもしろいですね~。

 

忘れな草のアレンジメント

 

このアレンジメントは、家族である愛猫さんが虹の橋を渡ったとお聞きしてお作りいたしました。