「今日はずいぶんとエスニックだね!」とか、「そのまんま、アフリカみたい~。」とか言われました。
羽織っていた上着とターバンのせいだと思います。
エスニックの定義って??
どうやら欧米人から見た「異国(アフリカ、中近東、アジア、南米)風」ということらしい。
ファッション業界では、「民族服をイメージソースにした土着的な独特なスタイル」。
ひと目見てどこのものだとわかる服が好きではなく、一風変わったものを探すのが好き。
もの心がついた頃の記憶として今でも鮮明に覚えていることがいくつかあって、それはどれも色や形に異常に固執する子供であったこと。
ずば抜けて何かに秀でることもなかったのですが、そこだけは譲れなかったことを覚えています。
お花の仕事をして25年以上が経った今頃になって、そんな子供の頃の自分に合点がいくこと多くなりました。
フラワーアレンジメントは、理論・デザイン・テクニックなどを過去の集大成より学び、色や素材などで自由に遊ぶ、、、私はそんな感覚でやっております。歴史や文化史にも大変興味があるのですが、この「色と素材感」が私にとっては大いにツボにハマるところであります。
一日おきに花市場へ仕入れに行きますが、花の組み合わせも一期一会。
「あの時のあの組み合わせ」なんて期待して行っても、同じになることはなかなかありません。
花材を注文で取る(確定する)ことはできますが、ハッと目が覚めるような出会いとは違いますので、花嫁さんのブーケなど決まった注文でない限り、花市場での出会いを優先させています。
ただ今、夜のレッスンではイースターをモチーフにした花束をお作りいただいております。