春の投げ入れ

春になると、柔らかい茎のお花が多く出回ります。

色彩豊かで花びらのフリルが人気のパンジー、青や白い小さなお花が人気のムスカリ、水仙、ヒヤシンス・・・などなど。

これらのお花は茎が柔らかくてフローラルフォームに挿すのが難しい花材です。

そこでお勧めの活け方は、フローラルフォームを使わない投げ入れです。

花留め方法はいくつか考えられますが、今回の2つのアレンジメントは花留めを使わずに活けました。

 

春の花を使った投げ入れ
flower creation with early spring flowers

 

横長のガラス器を3つ並べて、その間にも細いガラス器をいくつか並べ、全てが一体化するように活けていきます。

 

フローラルフォームを使わないアレンジメント
フローラルフォームを使わないアレンジメント

 

パーティなどのテーブルセンターピースとしても使えますね。

 

そして、こちらはお気に入りのコンテナに短くなったパンジーやスカビオサ、バラを投げ入れました。

 

パンジーの投げ入れ
パンジーの投げ入れ

 

グリーンはバルコニーより、寒さで赤くなっている初雪かづらを使いました。

投げ入れは、お花を直接お水に入れるので、フォームに挿すよりお花が長持ちします。

また、フローラルフォームを使い捨てにしない、、というメリットもありますね。

難点は、持ち運び。配達や配送、そしてレッスンで家にそのまま持ち帰る・・・というのが難しいです。

 

でも、今の時期、パンジーは使いたい花材の1つです。