お花というものは、人を幸せにしたり、慰めたり。
今日は人生半ばで逝ってしまったご学友へのお供えのお花。
私がお供えのお花をお作りする時に思い出す言葉が、「白すぎるお花は、家族をもっと悲しませてしまう。」というもの。
そのお話を聞いてからは、なるべく優しく明るい色でお作りするようにしています。
(先日のお供え花は、「イタリアに縁の深い方だったので、イタリアっぽい花で」というご依頼で真っ赤なダリアを使いましたが)

「彼女のイメージって、優しいピンクなの。」とご依頼主のお話を聞いて、選んだお花はチューリップやラナンキュラス、スイートピーなどの柔らかい春のお花。ちょっと寝ぼけた色にならないよう、ストックのピンクも使いました。

「男所帯なので、きっとお花の手入れもできないでしょうから、日持ちのするお花でお願い。」とも言われました。
ふわふわと優しいアレンジメントができました。
ご学友たちの心が届きますように。