Floral foam free について

2019年の「地球自然資源の期限日」が7月29日だったとBSニュースが伝えていましたね。

水や空気といった私たちが当たり前に享受している自然資源1年分を7月29日までで使い切ってしまった、、ということ。

環境問題の1つにマイクロプラスティックの問題がありますが、フローリストたちの注目も私たちが長い間使ってきた資材、とくにフローラルフォームに集まっています。

だから、Floral foam free が大きな関心事になっているわけです。

フローラルフォームが開発される以前は、日本はいけばなのテクニックが使われていたし、ヨーロッパでも日本の藁こみのような方法で花をいけていました。

全てを今すぐに変えることは難しいですが、創意工夫をしてChange!する努力は必要でしょう。

 

Hanging installation
Hanging installation

 

このお休みにいろいろと試作品を作ってみましたよ。

このHanging installation は、花材を変えてクリスマスなどのデコレーションにも使えるでしょう。

レッスンの場合は、持ち帰りのことを考えなくてはいけません。

 

シンビジュームを使ったブーケ
シンビジュームを使ったブーケ

 

こちらのブーケは、シンビジュームに保水をしてワイヤリングをしています。

コチョウランや他のラン類でも作れますね。

そのワイヤリングをした花を他の花材と一緒にハンドバウンドブーケにしています。

 

シンビジュームを使ったブーケ
シンビジュームを使ったブーケ

 

ラン類であれば、ワイヤリングでもお手入れ次第で1週間の日持ちが期待できます。

このブーケは、今月のウェディングブーケクラスのテーマにしようと思っています。